大分で中古住宅購入+リフォームを成功させる!メリット・デメリットを徹底解説

悩み解決

はじめに:夢を叶える大分での家づくり

大分リフォームLabo 編集長のReno(リノ)です。

このブログでは、大分を中心に「住まいのリフォーム」に関する情報を発信しています。

「大分でマイホームを持ちたいけど、新築はちょっと予算が…」「中古住宅を買って自分好みにリフォームしたい!」

そうお考えのあなた、その気持ち、よ〜く分かります!

家づくりって、人生で一番大きな買い物かもしれませんからね。不安で当然です。

でも、安心してください。この記事を最後まで読めば、中古住宅購入+リフォームという選択肢の具体的なメリットとデメリット、そして大分特有の事情も踏まえた成功の秘訣がスッキリ分かります。

私は、建築士として建設業界に長年携わり、これまでに数多くのリフォームや住宅再生プロジェクトに関わってきました。

現場で培った実践的な知識と経験をもとに、リフォームの費用相場や工事の流れ、失敗しないためのポイントをできるだけわかりやすくまとめています。

インターネット上にはリフォームの情報があふれていますが、実際の現場感覚とはズレているものも少なくありません。

ここでは「机上の空論」ではなく、「現場で本当に役立つ情報」をお届けすることを心がけています。

リフォームを検討されている方が安心して一歩を踏み出せるよう、専門家として少しでもお力になれれば幸いです。

さあ、一緒に理想の住まいへの最初の一歩を踏み出しましょう!


中古住宅購入+リフォーム(リノベーション)の魅力

大分で家を建てる・買うとき、新築と中古リフォームで迷うのは当然です。

「新築がいいのはわかってるけど、予算がなぁ…」

その通り。今の時代、中古リフォームが注目されるのには、ちゃんと理由があります。

経済的なメリット:予算を賢くコントロールできる

「新築の費用で、もっと広い家に住みたい」—これを叶えられるのが、中古+リフォームの最大の強みです。

  • 購入費用が抑えられる:新築に比べて、物件価格が圧倒的にリーズナブルです。特に大分市内でも、築年数が経った物件は掘り出し物が多いんですよ。
  • トータル予算の調整がしやすい:物件価格とリフォーム費用を別々に考えられるため、「この物件なら、内装に〇〇円かけても予算内!」という具合に、予算配分を柔軟に決められます。リフォーム費用を少し抑えて、その分を家具や家電に回す、なんてことも可能です。
  • 税制優遇:特定の条件を満たすことで、住宅ローン減税などの税制優遇を受けられる場合があります。賢く制度を利用しましょう(ただし、築年数などの条件があるので要注意です!)。

自由度の高いデザイン性:理想を形にする楽しさ

新築の「規格住宅」だと、「ここに壁があるのか…」「もう少しキッチンが広ければ…」と、ちょっとした不満が残ることがありますよね。でも、中古リフォームなら大丈夫。

  • 間取りを自由にデザイン:壁を取り払って広々としたLDKにしたり、趣味の部屋や書斎を作ったり、あなたのライフスタイルに合わせた間取りをゼロから設計できます。
  • こだわりの内装:キッチンや浴室、フローリング、壁紙など、すべての素材を自分の好みで選べます。「新築の標準仕様では満足できない!」というこだわり派にはたまりませんね。
  • 唯一無二の住まい:既存の構造を活かしつつ、最新の設備やデザインを取り入れることで、「世界に一つだけのわが家」が完成します。これは新築にはない、特別な満足感です。

諦めていた「好立地」を手に入れられる!

大分市のような都市部では、利便性の高い「一等地」に新しい分譲地が出ることは滅多にありません。

  • 駅近、バス停近:通勤・通学に便利な駅やバス停に近いエリアは、新築用地が枯渇しています。中古なら、毎日の生活がグッと楽になる交通至便な物件を見つけやすいです。
  • 生活利便施設の充実人気の小学校区大きな病院やスーパーが近いエリアなど、長年かけてインフラが整った場所に住めるのは中古ならではの特権です。新築のように「不便だけど新しいから仕方ない」と妥協する必要がありません。
  • 地域のコミュニティ:昔から人が住んでいる場所には、すでにしっかりした地域コミュニティが根付いています。新しい土地でゼロから人間関係を作るのが苦手な方にとっては、大きな安心感につながります。

新築では考えられない「広さ」と「ゆとり」

最近の新築住宅は、土地代が高騰しているため、敷地面積や建物の延床面積が年々コンパクト化する傾向にあります。

  • 広い敷地面積:少し前の物件、特にバブル期以前に建てられた中古住宅は、今の基準からすると贅沢な広さの敷地を持っていることがよくあります。
    • 庭を広くとりたい、駐車場を複数台確保したい、家庭菜園を楽しみたいなど、土地にゆとりが欲しい家族にとっては、中古住宅は最大のチャンスです。
  • 隣家との距離感:新築の分譲地は、土地の有効活用のため家と家との距離が非常に近いことが多いですが、ゆとりのある中古物件なら、プライバシーが守られやすいというメリットがあります。
  • パンチライン:「最近の新築は、まるで大分の名物カボスみたいに、ぎゅっと濃縮されてコンパクトですが、中古住宅はドーンと構えた関アジのように、ゆったりとした広さ風格があるんです!」

歴史と成熟した街並みという価値

中古住宅が建つエリアは、すでに街並みが成熟しています。

  • 緑豊かな環境:植栽や公園などが整備され、時間が育んだ緑豊かな落ち着いた住環境を手に入れることができます。新興住宅地では、街路樹が立派に育つまで何年も待つ必要があります。
  • 建物の配置の安定感:周囲の建物とのバランスがすでに取れているため、日当たりや風通しといった住環境も予測しやすく、購入後の「こんなはずじゃなかった」というリスクが少ないです。

大分で中古住宅購入+リフォームを選ぶ際のデメリット

良いことばかりお伝えしたいのは山々ですが、プロとして「ここは注意してね!」というデメリットもしっかりお伝えします。

どんな選択にも「光と影」があるのは、切っても切り離せない関係なんです。

1. 「物件探し」と「リフォーム計画」の同時進行の難しさ

中古住宅購入+リフォームで一番大変なのが、この二つを並行して進めることです。

  • 物件の「見極め」が難しい:素人目には「ただ古い家」に見えても、プロが見れば「構造がしっかりした良物件」だったり、逆に「手を出さない方がいい物件」だったりします。
  • リフォーム費用の予測がしにくい:物件の状態によって、必要なリフォーム内容が大きく変わります。例えば、給排水管の交換耐震補強工事が必要になると、予算が大幅にオーバーすることも。物件を決める前に、リフォームの概算費用を出す必要があり、これが結構な手間になります。

2. 見えない部分の「不安」と「追加費用」

中古住宅は、パッと見ではわからない「隠れた問題」を抱えている可能性があります。

  • 構造・インフラの問題:特に築年数が古い家の場合、土台のシロアリ被害雨漏りによる躯体の腐食配管の老朽化など、解体して初めてわかる問題が出てくることがあります。
    • これが見つかると、工事期間の延長追加費用が発生します。
  • 旧耐震基準の建物:1981年以前に建てられた建物は、現在の新耐震基準を満たしていない場合があります。大分は地震も少ないとは言えない地域ですから、耐震補強が必須になることもあり、その費用を織り込んでおく必要があります。
    →大分市の耐震の補助金について詳しく見る

3. 住宅ローンの手続きが複雑になる場合がある

中古+リフォームの場合、「物件購入費」と「リフォーム費用」を一つのローンでまかなう「リフォーム一体型ローン」を組むのが一般的です。

  • 手続きの煩雑さ:新築や単なる中古購入よりも、審査に必要な書類や手続きが増えるため、時間と手間がかかります。
  • ローン審査のタイミング:リフォームの計画(間取りや見積もり)を固めてからでないと、ローンの最終的な承認が下りないケースも多く、その間に物件が他の人に取られてしまう、というリスクもゼロではありません。

「普通の住宅ローン」と「リフォーム一体型ローン」の違い

中古住宅購入とリフォームを同時に行う場合、大きく分けて3つの資金調達方法があります。

種類借りる資金金利水準の目安返済期間の目安メリットデメリット
リフォーム一体型住宅ローン物件購入費 + リフォーム費用低い(年0.5%〜1%台)最長35年低金利で長期返済が可能。月々の負担が軽い。手続きを一本化できる。審査が厳しい。抵当権設定が必要。事前の計画がタイト。
住宅ローン + リフォームローン(物件購入費) + (リフォーム費用)(低い) + 高い(年2%〜5%台)(最長35年) + 短い(10年〜25年)審査が比較的通りやすい。リフォームローンは無担保が多い。リフォーム分が高金利・短期間になり、月々の負担が大きい。手続きが二重になる。
全額リフォームローンリフォーム費用のみ高い(年2%〜5%台)短い(10年〜25年)手続きが簡単で早い。担保不要。金利が高く、月々の返済負担が大きい。

大分のリフォーム専門家Renoが語る!成功のための3つの鉄則

デメリットを恐れる必要はありません。これらは「知っておけば対策できるリスク」です。

大分の現場を知り尽くした私だからこそ言える、成功のための鉄則をお伝えします。

鉄則1:物件探しとリフォーム業者選びを「同時」に行う

これが中古リフォーム成功の最重要ポイントです。

  • ワンストップの業者を選ぶ:中古物件の仲介からリフォーム設計・施工まで、一貫して対応できる専門業者に相談しましょう。物件の購入を決める前に、「この物件で希望のリフォームが可能か?」「概算費用はいくらか?」をプロの目で診断してもらうのが賢明です。
  • プロの「インスペクション(建物状況調査)」:契約前に専門家による建物調査を入れることで、隠れた重大な欠陥リスクを極力減らすことができます。これは、「保険」だと思って必ず実施しましょう。

鉄則2:大分の気候風土を考慮した「断熱・気密」対策

大分県は、夏は湿気が多く、冬は地域によって冷え込みが厳しいですよね。特に山間部や朝晩の冷え込みは堪えます。

  • 断熱材の強化:古い家は断熱材が入っていない、または不十分なケースが多いです。リフォーム時に壁・床・天井に高性能な断熱材を入れることで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間に変身します。
  • 窓の改修:熱の出入りの大半は窓からです。ペアガラス(複層ガラス)や二重サッシに交換するだけで、冷暖房費が劇的に下がり、結露も抑えられます。

鉄則3:予算には必ず「予備費(バッファ)」を設ける

前述の通り、解体後に予期せぬ工事が必要になる可能性があります。

  • 予備費は全体の10〜20%:リフォーム予算の10%〜20%は、「予備費」として確保しておくことを強くお勧めします。
    • 例えば、予算が1,000万円なら、100万円〜200万円は使わずに取っておくイメージです。
  • 「使わなかったらラッキー」:もし予備費を使わずに済んだら、それはあなたのラッキーです!その分で、ちょっと良い家具を買ったり、旅行に行ったりすればいいんです。

まとめ:あなたの理想の住まいは、手の届くところにあります

中古住宅購入+リフォームは、

  1. 経済的メリット(コストパフォーマンスの高さ)
  2. デザインの自由度(理想を形にできる)
  3. 諦めていた「好立地」を手に入れられる!
  4. 新築では考えられない「広さ」と「ゆとり」
  5. 歴史と成熟した街並みという価値

という大きな魅力を持つ、大分での賢い家づくりの方法です。

もちろん、「物件の見極めの難しさ」や「追加費用のリスク」といったデメリットもあります。

でも、安心してください。これらのデメリットは、「現場を知る専門家」と一緒に進めることで、ほとんどが回避・軽減できます。

家づくりは、人生をかけた一大プロジェクト。例えるなら、「昔ながらの美味しい醤油をベースに、自分だけの隠し味を加えて、最高の味を作り出す」作業に似ています。ベースとなる中古住宅という素材を活かし、あなたのアイデアと私たちの知識・技術というスパイスを加えれば、最高の「わが家」が出来上がるんです。

大分で、あなたの理想の暮らしを叶えるため、専門家として誠実に、情熱を持ってサポートさせていただきます。

様々な補助金の活用もできますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
→【2025年版】大分市で使えるリフォーム補助金まとめ

まずは、「どんな暮らしがしたいか」、「予算はどれくらいか」など、ざっくりとしたイメージからで構いません。

**「Renoさんに相談してみようかな?」**そう思ったら、お気軽にメッセージをくださいね^_^

一緒に、ワクワクする家づくりを始めましょう!


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