節水トイレリフォームで、毎日の水道代はここまで変わる

悩み解決

― 大分で実際に多いケースと、後悔しない考え方 ―


はじめに|「トイレって、まだ使えるし…」と感じているあなたへ

「今のトイレ、特に壊れていないし…」
「水道代が高い気はするけど、原因がトイレなのか分からない」
「交換したら、どれくらい得なの?」

トイレのリフォーム相談を受けていると、こうした声を本当によく耳にします。
毎日使う設備だからこそ、不満があっても我慢してしまいやすい場所でもあります。

でも実は、
築年数によっては、今のトイレを使い続けることで“毎年ムダな水道代”を払い続けている
そんなケースが少なくありません。

この記事では、

  • 築年数ごとに多いトイレの特徴
  • 節水トイレに替えると、実際いくら変わるのか
  • 「いつ替えるのが正解か?」の考え方

を、大分で実際に現場を見てきた立場から、できるだけ分かりやすくお伝えします。

→毎日リフォーム現場に立っているからこそ分かる!トイレリフォーム費用のリアル


大分リフォームLabo 編集長のReno(リノ)です。
このブログでは、大分を中心に「住まいのリフォーム」に関する情報を発信しています。
建築士として建設業界に長年携わり、これまでに数多くのリフォームや住宅再生プロジェクトに関わってきました。

現場で培った実践的な知識と経験をもとに、リフォームの費用相場や工事の流れ、失敗しないためのポイントをできるだけわかりやすくまとめています。
インターネット上にはリフォームの情報があふれていますが、実際の現場感覚とはズレているものも少なくありません。

ここでは「机上の空論」ではなく、「現場で本当に役立つ情報」をお届けすることを心がけています。
リフォームを検討されている方が安心して一歩を踏み出せるよう、専門家として少しでもお力になれれば幸いです。



節水トイレとは?昔のトイレと何が違うのか

築年数で分かる「トイレの世代」

まず知っておいてほしいのが、
トイレは築年数によって、使っている水の量がまったく違うという点です。

  • 築25年以上
    → 1回 13リットル 流すタイプが多い
  • 築20年前後
    → 8リットル前後
  • 最新の節水トイレ
    → 大で約4.8L/小で約3.6L
https://jyusetu.com/toilet/columns/water-bill-saving/image/comparison.png

数字だけ見るとピンとこないかもしれませんが、
昔のトイレは、今の約3倍の水を毎回使っている計算になります。


「節水=流れが弱い」は、もう昔の話

「水が少ないと、ちゃんと流れないんじゃない?」
この不安もよく聞きます。

今の節水トイレは、

  • 渦を巻くように流す方式
  • 便器の形状そのものを工夫
  • 汚れがつきにくい素材

といった工夫で、少ない水でもしっかり流れる設計になっています。

実際、現場で不具合の相談が来ることはほとんどありません。
むしろ「前より掃除がラクになった」という声の方が多いくらいです。


【数字で見る】節水トイレで水道代はどれくらい変わる?

ここからは、大分市の水道料金をもとに、
実際にどれくらい差が出るのかを見てみましょう。

4人家族・築25年以上(13Lトイレ)の例

昔のトイレ(13L)

  • 1日16回(4人×4回)
  • 13L × 16回 × 365日
    約75.9m³/年

最新の節水トイレ

  • 1人あたり
    • 大1回:4.8L
    • 小3回:10.8L
  • 合計:15.6L/日
  • 4人:62.4L/日
    約22.8m³/年

年間の節水量

  • 75.9 − 22.8 = 約53.1m³

大分市の水道料金で計算すると…

  • 上水道:約188円/m³
  • 下水道:約146円/m³
  • 合計:約334円/m³

53.1m³ × 334円 =
約17,700円/年の節約

つまり、

  • 10年で約18万円
  • 15年なら約27万円

水道代だけで、これだけの差が出ます。


トイレリフォームは「元が取れるリフォーム」なのか?

よく聞かれる質問がこれです。

結論から言うと、
条件が合えば、十分に元が取れるリフォームです。

例えば、

  • 標準的な節水トイレ交換
    → 約16万円前後

年間約1.8万円の節約なら、
8〜10年で回収できる計算になります。

10年以上使えば、
「壊れる前に替えて、水道代も得していた」
そんな状態になります。


メーカー別|節水トイレの価格と考え方

トイレ選びで大切なのは「水量」より「使い方」

節水性能は、実はどのメーカーでも大きな差はありません。
違いが出るのは、

  • 自動開閉が欲しいか
  • 掃除の手間をどこまで減らしたいか
  • 見た目・質感を重視するか

といった「暮らし方」の部分です。

代表的な目安(工事費込み)

  • ベーシックタイプ:約16万円前後
  • ミドルグレード:約21万円前後
  • ハイグレード:約26万円以上

TOTOやLIXILの製品でも、
節水効果自体はほぼ同じ

だからこそ、
「どこまで快適性を求めるか」で選ぶのが失敗しないポイントです。


築年数別|節水トイレを考えるベストなタイミング

築15年未満

  • 大きな節水効果は出にくい
  • 快適性・掃除のラクさが主目的

築15〜25年

  • 節水効果がはっきり出る
  • 部品劣化が始まる時期

築25年以上

  • 節水メリットが最大
  • 床・配管も一緒に見直す好機

特に築25年以上の場合は、
「壊れてから慌てて交換」より、
計画的に替えた方が結果的に安心でお得です。


まとめ|節水トイレは、静かに家計を助けてくれる存在

節水トイレの良さは、
劇的な変化というより、毎日の積み重ねです。

  • 気づかないうちに水道代が下がる
  • 掃除がラクになる
  • 突然の故障リスクが減る

派手さはありませんが、
家計と暮らしをじわっと楽にしてくれるリフォームだと思っています。

例えるなら、
毎日少しずつ効いてくる「体にやさしい漢方薬」のような存在ですね。

「うちの場合はどうなんだろう?」
そう感じたら、無理に工事を決めなくても大丈夫です。

まずは、
今のトイレがどの世代か
替えたらどれくらい変わるのか
そこを知るところからで十分です。


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あなたの住まいにとって、
「今が替え時かどうか」
一緒に整理するお手伝いができれば嬉しいです。

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